160.工夫できる選手、できない選手

緊急事態宣言が発出された都道府県が増え、

練習環境が制限されている選手が

多くなってきたのではないでしょうか。

モチベーションも下がるところではありますが、

この1月2月は、シーズンを戦う上でかなり重要な

月でもあります。

長年競技を続けている選手であれば、

「1月にはこういうメニューをやる」

などといった

ある程度の流れがあると思いますが、

いつも通りの流れで行うことが

なかなか難しい状況になってきています。

練習環境が限られている状況で

どういった行動が取れるか

これがトレーニングの質を大きく左右します。

「この時期にはこのメニューが良い」

という考え方の下、トレーニングしていると

今回のように普段の環境が使えないとなると

応用が利かなくなってしまいます。

いつもはウェイトトレーニングができた

いつもは100mの直線を取ることができた

いつもはタータンで走ることができた

いつもはスパイクを履くことができた

当たり前だったことができなくなります。

今後またいつ練習環境が制限されてしまうか分かりません。

これを機会に

メニューにはどんな意図があるのか

どんな意味があるのか

なぜ行うのか

考えられるようになり、

環境が変わっても

その要素が達成できるメニューが

自分で立てられるようになる

これを目指して取り組んでみてください。

やれることはたくさんあります。

Yuta Amano

Aichi.japan(29) 足が速くなりたい方、相談に乗ります。 依頼はinstagramで! 元陸上選手 大学陸上部コーチ 400mH:50秒57 100m:10秒64 日本インカレ5位 全日中、インターハイ、日本選手権出場 園児から社会人まで指導経験あり

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