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167.「浮く」と「飛び出す」の違い

 

今回は僕のハードル技術論について

書いてみたいと思います。

 

以前の記事でも

ハードルは低く跳んではいけない

ということを書いてきましたが、

それに繋がる内容です。

 

 

よくハードルを跳ぶ際に失敗すると

浮いちゃったわー

という表現をすることがあると思います。

 

「浮いてしまった」

というのは、

何らかの原因で

へその下の位置を移動させることが

うまくいかず

 

ハードル上に体がとどまってしまうような

感覚であると

思います。

 

この「浮く」の正体を

正しく理解すること

これが

浮かなくなるための

第一歩です。

 

悪い意味の「浮く」=頭の上下動がある

ことではありません。

 

上下動することが悪だ!

とハードルに向かっていくと

 

踏み切る前に頭の位置を下げてしまう

よって

踏み切りが甘くなり

へその下の位置が移動せず

 

また浮いてしまうという

結果になります。

 

 

 

この動きはどうでしょうか?

頭の位置がかなり上下していますよね。

これは浮いているでしょうか?

 

体は浮いていますが

マイナスの意味で使う「浮く」にはなりません。

 

踏み切り切って飛び出しているので

体は空中で移動していますよね。

 

前に

「飛び出す」

この動きができれば

①何もしなくても空中で進む

②抜き足が勝手に戻ってくる

③抜き足を自分で持ってきていないので楽することができる

④後半の走りに繋がる

 

メリットだらけなのです。

これが「連動」

 

低く跳びたければ、

まずはこの動きを習得してから!です。

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