今回は僕のハードル技術論について
書いてみたいと思います。
以前の記事でも
ハードルは低く跳んではいけない
ということを書いてきましたが、
それに繋がる内容です。
よくハードルを跳ぶ際に失敗すると
浮いちゃったわー
という表現をすることがあると思います。
「浮いてしまった」
というのは、
何らかの原因で
へその下の位置を移動させることが
うまくいかず
ハードル上に体がとどまってしまうような
感覚であると
思います。
この「浮く」の正体を
正しく理解すること
これが
浮かなくなるための
第一歩です。
悪い意味の「浮く」=頭の上下動がある
ことではありません。
上下動することが悪だ!
とハードルに向かっていくと
踏み切る前に頭の位置を下げてしまう
よって
踏み切りが甘くなり
へその下の位置が移動せず
また浮いてしまうという
結果になります。
この動きはどうでしょうか?
頭の位置がかなり上下していますよね。
これは浮いているでしょうか?
体は浮いていますが
マイナスの意味で使う「浮く」にはなりません。
踏み切り切って飛び出しているので
体は空中で移動していますよね。
前に
「飛び出す」
この動きができれば
①何もしなくても空中で進む
②抜き足が勝手に戻ってくる
③抜き足を自分で持ってきていないので楽することができる
④後半の走りに繋がる
メリットだらけなのです。
これが「連動」
低く跳びたければ、
まずはこの動きを習得してから!です。