左右差はあっても良いのか
関わらせてもらっている学生から、
左右差はあっても良いのかという質問があったため、
今回はこの内容について
僕の考えを書いていきたいと思います。
基本的に左右差はあっても良いものであると
考えます。
元々人間の体には左右差があります。
それに伴って
器用な動きができる方
強い力が出せる方
うまくリズムがとれる方など
得意不得意が出てきます。
これが「自然」なものであり
以前の記事でも話した通り
自然な動きを大切にしながら
トレーニングを続けていくことにつながります。
しかし、この左右差が大きくなりすぎてもいけません。
動きに左右差がある→筋肉の付き方に左右差がある
ことが多いです。
僕も実際
大学4年の日本選手権のレース中に
左ハムストリングの肉離れを起こしましたが、
右足よりもケガをした左足のほうが
筋肉量が少なく
左右差があるとトレーナーの方から
指摘を受けました。
中学から110mHを始め
利き足(右足)をメインに
踏み切りの練習をしていたからではないかと
考えます。
自然な動きを大事にしながら
筋力的に弱かったり
うまく力が発揮できない場合には
利き足よりも回数を多くして
負荷を多くするなど工夫してみてください。