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151.「きついけど動ける」状態

昨日は大学から車で約1時間のところにある階段に出向き

トレーニングをしてきました。

 

  

1段1段の間が長いことや、平地部分にも傾斜がついているため、

  

 

形状も坂と階段のハイブリッドのような場所で、

学生の頃からお世話になっている場所でもあります。

 

 

冬季練習においては

「きつい状態を作って動かす」

ということが重要であると考えています。

 

 

これは俗にいう根性練ではありません。

走練習における根性練とは

身体が動かなくなり

動きがバラバラになった状態で走り続けることを指します。

 

 

運動量を稼ぐという意味で

根性練が全く無駄であるということは

言いづらいかもしれませんが

 

 

全身をうまく動かすことができず

末端主導になってしまっては

そのまま走り続ける意味はありません。

 

 

 

シーズンに向けて貯金を作るために走り込むことは

とても大事です。

 

 

貯金を作ることに加え

きついけど動ける

この状態になったときに

何をしようとするか

ということも大事になってきます。

 

 

身体が疲れていない状態で

「省エネで走ってください」と言われてもなかなか意識をすることが

難しい場合がありますが、

 

きついけど動ける

この状態だと効率の良い走りを

意識しやすくなることがあります。

 

今回の階段練習にもそれが当てはまります。

冬季練習中の階段トレーニング=きついメニュー

という考えではもったいないですよね。

 

 

冬季練習はぶっ倒れるまでやった人が

一番頑張ってるわけではありません。

 

もちろん

冬季練習のメニューは貯金を作る目的があるため

きついものが多いです。

 

  

その目的だけにとどまらず、

きつい状態になったときに何ができるか考えること

1本でも多くいい動きで走るためにはどんな動かし方が良いか

考えること

 

これができる選手とできない選手では、大きな差が生じます。

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