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150.障害物を設置したトレーニングの注意点

フレキハードル

ミニハードルなど

 

障害物を置いて行うトレーニングは

様々な種類があります。

 

 

 

 

 

みなさんもやったことがあるのではないでしょうか?

全体のメニューで行うこともあれば

個人練習で行う場合もあるかと思います。

 

 

障害物を置くことによって

足が高く引き上げられたり

足を挟み込む動きが意識できたり

ストライドを伸ばそうとする動きを

自然に出すことができます。

 

 

 

今回は障害物を置いて行うトレーニングの注意点について解説していきます。

 

①自分に合った距離、高さを設定する

これは全体で出されたメニューを行う際は

特に注意が必要です。

  

 

 

身長が低いのに自分の足の長さよりも

高いものを越えようとする

 

  

こんな動きは、走りの中には不必要な動きです。

 

 

ハードル間が

自分のストライドよりも明らかに長い間隔だと

ひざ下を振り出して越えようとする動きになるので、

膝リードの正しい足の動きが失われてしまいます。

 

 

 

自分の体格に合ったものでないと、

感覚をよくするためのトレーニングが

逆効果になってしまいます。

 

 

 

②障害物を越え終わった後の動き

このトレーニングは

フレキハードルをうまく越える

ミニハードルをうまく越える

ことを目的としているのではなく

 

 

 

障害物がない状態で効率よく走るというのが目的です。

練習を見ていると

ハードルを越えながら走っているときの動きと

そのあとの動きが全く違っている選手が多くいます。

 

 

これは意味があるのでしょうか?

障害物が終わってからいつもの走りに戻ってしまうのであれば

障害物を置いている意味がありません。

 

 

終わった後すぐ止まってしまうのではなく

感覚のいい動きになっているのであれば

そのまま走って意識付けをする必要があります。

 

 

 

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