フォロワーさんから質問をいただきましたので、
動画を解説しながら
回答をしていきたいと思います。
質問してくれた選手の自己ベストは
52秒前半だそうです。
僕もよくこのタイムで走っていたので
どのような感じで走っているか
なんとなく想像がつきます。
質問は
14歩のインターバルがうまく走れない
というものです。
インターバルの歩数を減らす
=
タイムを伸ばす
ことではありませんが、
ひとつのチャレンジとして
歩数を減らすことをやってみるべきだと
思います。
まず、質問してくれた選手の良いところは
リズムよく走れるということです。
肩の上下動や足の切り返しなど、
無駄がなくスムーズに進んでいると感じます。
しかし、15歩から14歩に歩数を減らす場合、
単純に1歩で進む距離を長くしなければ
いけません。
ということは、
地面から力をいままでより多く
もらうことができないと
いけないという課題が出てきます。
この課題をクリアするためには
いろいろな回り方がありますが、
この選手を見ると
地面の踏む時の姿勢に
改善点があると考えます。
このスローを見ると、
接地した際に上半身が立ってしまい
股関節の屈曲がほとんどない状態です。
そこからさらに股関節を伸ばして
力を生み出そうとしているので、
足も流れ気味になっています。
歩いている時は
股関節を曲げず
真下に足を着くでしょうか?
その動かし方で前に歩こうとすると
かなりぎこちなくなるはずです。
走りの中で上下動することは
悪ではありません。
接地を短くする意識を持たずに
バウンディングなどで
沈み込んで踏むイメージを持つと
1歩で進む距離も長くなってくると思います。
54秒台から2年で50秒台は
可能です。
頑張ってください。