このブログを見ていただいている方には
中学生、高校生、大学生、社会人と
様々なカテゴリーで競技をしている方が
いると思います。
その中における
試合の位置づけ、考え方について
書いていきます。
これが考えられるようになると
何故試合に出場するのか
どういった気持ちでスタートラインに立てばいいのか
明確になり、競技力向上に繋がります。
中学生においては、
今回話す部分を
そこまで理解する必要はない
と考えていますので、説明を省いていきます。
高校生は、細かい記録会などはありますが
基本的には試合で
「いい順位を取る」
ことが求められてきます。
僕自身も高校時代110mHをやってきて
高校3年次は
静岡県中部地区 1位
県インターハイ 1位 14秒71
東海インターハイ 8位
インターハイに出場することができませんでした。
ですが、
県インターハイで出した14秒71は
インターハイに出られなかった選手の中で
全国1位の記録でした。(秋の日本jr.に出場)
記録を持っていても
順位が伴わなければ
上に進むことができない
そんな構図になっています。
毎試合ある程度のコンディションをキープし、
順位にこだわって勝負する
必要があるということですね。
では、大学生以上はどうでしょうか?
標準記録突破により
全国大会出場が決まるケースが
ほとんどです。
毎試合記録を出そうとしなくても
毎試合上の順位を目指そうとしなくても
目標としている試合に向けてプランを立てて
波を作っていくほうが
大幅な記録向上に繋がります。
大学生、社会人で競技を続けている選手は
高校の思考のまま
毎試合ベストパフォーマンスが出せるように
頑張るぞ!
という試合の使い方をしていると
目標の試合で結果を出すことは
なかなか難しくなってくるのではないでしょうか。