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124.引退してから気付いたこと

 

9月になり

トラックシーズンも後半戦になってきました。

引退が近い選手も多いかと思います。

 

 

 

今日は僕が引退をして気づいたこと

 

関わらせてもらっている選手に伝えていることを

記事にしてみます。

 

 

僕は現役時代

本気で

「足が速くなれば生きていける」

と思っていました。

 

 

2012 学生陸上最後の日

今思うと何言ってんだとなるんですが、

当時は本気で思っていました。

 

逆に先の引退した後のことを考えることは

逃げである

 

そんなことも思っていました。

 

引退してから

それは間違っていたことに

気付いたんです。

 

 

走るのが速くなれば生きていける

と思っていた僕は

何も引退後の準備をしてこなかったため

 

社会の中で

自分がやってきたことの価値を

見出すことができず

悩みました。

 

 

どの世界でも一流の選手は

ほんの一握りで

僕はそこにたどり着くことができませんでしたが、

 

 

足が速い、鍛えられた身体が

直接的に活かされることはなくても

 

たどり着くことができなかった

なにも得られなかった

 

わけではないということにも

引退してから気付くことができました。

 

 

自分自身が

速く走るために何をしてきたか

過程で競技に対する考え方がどのように変化してきたか

それを今後にどう活かせるのか

 

全員引退することは決まっているわけなので

それを考えながら競技生活を送るべきです。

 

他の人から

「あなたは陸上競技を通じて何を得ましたか?」

 

そう聞かれたときに

どんな答えができますか?

 

大学時代の僕なら

日本の大学生で5番になりました

精神力がつきました

 

程度の答えしかできなかったと思います。

 

今はそれが堂々と話せますし、

それを活かして生活をしています。

 

みなさんはなんと答えますか?

答えられるような競技生活を

送ってください。

 

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