練習中、
動画を撮って自分で見る、
チームメイトに見てもらうなど
しているかと思います。
しかし、ただ動画を撮って満足しているだけでは意味がなく、
どういうポイントを見ればよいのか、正しく理解した上で行わないと、
その日の練習は、運動量が少なくなるだけです。
私の場合は走りを動画でチェックする際、
かかとの通る位置を確認していました。
1.かかとの通る位置が低いと
・膝を使ってタメを作ることが難しくなる
・へその下の位置(重心)が後ろになり、腰が落ちる
・中心から足を動かすことができなくなる
2.かかとの通る位置が高いと
・膝を使うことができるようになるため、
タメができ、滞空時間が生まれる
・へその下の位置が前に進むために正しい位置に置くことができ、
効率よく前に進む
・中心から足を動かすことができ、
足を長く使うことができる
速い選手は共通して、
かかとが膝の付近を通っている
という共通点に気付くことができました。
これは自分の中でとても大きなことでした。
動画を撮って満足していませんか?
それによって運動量が不足していませんか?
分析する自分自身も、助言する側も、
速い人の共通点を理解して、
動画を見ている時間のクオリティを上げる必要があります。