僕が指導をさせてもらっている中で
陸上を始めたばかりの選手や
大学1.2年生に話すことを
ブログ記事にしてみます。
タイトルにも書きましたが
引き出しを増やす
これをまずやる必要がある
ということです。
「引き出し」
とは
速く走るためには
これをするといい!
こういった意識が良い!
というものや
練習そのものの取り組み方など
速く走る方法全般
のことを言います。
※僕は指導させてもらっている選手にブログ記事のようなことを伝えています
この引き出しを増やしておくことにより、
速くなるためにこれをやろう!
と思い立った時に
試せる範囲が
広がってきます。
中学、高校、大学と
ひとつの同じことを
継続するのも大事ですが
新しい環境に来たのであれば
違ったアプローチで速くなる方法を
探すほうがより楽しくなるはずです。
僕が指導させてもらった選手で
高校時代インターハイに出場した選手がいました。
その選手は大学3年まで自己ベストが
更新できませんでしたが
1、2年に引き出しを作ったことにより、
それを生かして徐々にタイムを上げ、
4年次に自己ベストを更新することができました。
違った環境
違ったアプローチ方法で
過去の自分を超える
これこそスポーツの醍醐味ではないでしょうか。
ところで
みなさんは
練習ノートをとっていますか?
僕は高校から
・練習の内容
・その日の体調(やる気レベルを含む)
・感想(理解できたかなど)
を書くようにしていました。
高校に書いていたものを
大学に上がってから引っ張り出してきて
練習メニューを作る際の参考にしたりもしました。
この
競技生活の振り返りを
何かしらの形で
残しておく
という作業がとても重要になります。
コーチから
上級生から
ゲストで来た速い選手から
何かを教えてもらい
そのときは感心して
あーすごいなあ!
できるようになりたいなあ!
とその時思っても
なにも残しておかなければ
人間はすぐに忘れてしまいます。
自分の引き出しに入れず
ごみ箱に捨てているようなものですね。
よかったことだけでなく
失敗したことも書いて残しておかなければ
次に活かすこともできませんよね。
できるだけ多く「方法を知る」こと
それを残して自分の引き出しに入れておくこと
それができて初めて
「方法を選ぶ作業」
に移ることができます。