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111.記憶がないレース

 

みなさんは、レースに出た時

①気付いたらゴールしていた

②レースの中で記憶がない場面がある

 

こんな経験はありませんか?

 

僕は400mHを専門にしていました。

 

50数秒の中で、

最初から最後まで全く覚えていない

ことはありませんでしたが、

 

50秒台で走れていた時は

6台目から9台目までの記憶が

ないことが多くありました。

 

記憶がない=なにも意識していない状態

 

にあると言えます。

 

「記憶がないのに動いている」

ということは

全身の連動がうまくいっている

 

そして

自分で力を加えようとしているわけではない

レースでテンションが上がっている状態

にあり、

 

走っている時の

「力感」

1番いい状態と言えます。

 

もちろんですが、

レース中に

自ら記憶をなくすように

働きかけることは

できません。

 

ですが、そのような状態に持っていくための

レースを走る前段階での

準備をすることは可能です。

 

2012 日本選手権 予選 2レーン 50秒66

 

僕が5回

50秒で走ったレースの中で

唯一この区間の記憶があるものです。

 

競技場の環境、雰囲気に助けられ

タイムは割といい方ですが、

動きはバラバラです。

 

次のラウンド(準決勝)で

肉離れを起こし

車椅子で運ばれていきます。

 

記憶をなくせるかどうかは

いい準備できているかどうかで

決まります。

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