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106.何を得たいか明確にする

 

先日、大学の練習に参加させていただき、

ハードルを使った動き作りを

指導させてもらいました。

 

 

新入生もいたため、

細かい動きの話はせず、

 

「何故短距離選手がハードルを使うのか」

 

というところをメインに

進めていきました。

 

 

ハードルを使った動きで

なにを得たいか

 

速く走るために必要な要素を

体で理解し

獲得するためです。

 

具体的には

①動的柔軟性の確保

②中心から手足を動かすイメージ作り

③手と足のタイミングを合わせ、

流れるように動かすイメージ作り

 

が挙げられます。

 

 

これだけの要素を

1日の中の短いウォーミングアップで

意識するのは

なかなか難しいと思います。

 

慣れてくれば、

自分の意識を変えるだけで

やれるようになってくるとは思いますが、、

 

 

この動き作りで

何を得たいか明確にすることが

できれば、

 

どの高さにするべきか

どの間にするべきか

台数は何台にするのか

回数を何回にするのか

 

を決定することができます。

 

前後に跨ぐだけでしたが、何種類も置きました

 

動的柔軟性を確保したいのに

低いハードルで跨いでいても効果は得られません。

 

中心から動かすイメージを持ちたいのに

つま先立ちにならないと跨げない高さのものに

チャレンジしても意味がありません。

 

 

まずは、自分が何を得たいのか

明確にすることです。

 

その前に、そのトレーニングの

正体を知るところから

なのかもしれません。

 

 

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