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71.何故自分は50秒を切れなかったのか

 

僕は18歳で400mHに転向し

50秒57まで記録を伸ばすことができましたが、

49秒台で走ることができませんでした。

 

今でこそ短期間で54秒から50秒まで

記録を伸ばすことができて

ある程度頑張ったなとは思っていますが、、

 

 

何故50秒で止まってしまったのか

考えてみたいと思います。

いろんな要因があるとは思いますが

1番は前半のスピード不足です。

 

 

僕は49秒台の選手と一緒に走る際は

ほとんどの場合が

5台目までで1秒以上離され、

ゴールまでに0.5秒差まで追いつく

という展開でした。

 

50秒を切るには

このタイムで200mを通過しなければならない

という目安はあまり気にすることではない

とは思っていましたが、

 

1秒以上離されてしまうということは

明らかにスピードが足りていない

という結論にならざるを得ません。

 

僕の場合、前半のハードル間が14歩だと

詰まり気味になっていましたが

13歩にするとオーバーストライド気味になり

力を使っているのにタイムがそこまで伸びない

13.5歩くらいが1番スピードに乗れる歩数でした。

 

歩数を減らすことを何度も考え取り組みましたが

どれもうまくいかず、最後まできてしまいました。

 

400mHにおいて

前半を速く走るためには

もちろん障害物なしの100m.200mを

速く走る力が必要になります。

これは当たり前です。

 

足が速くなったら、それをハードルのレースに

活かすにはどの歩数を選ぶのが適切なのか

そこまで関連付けて練習に取り組めると、

 

スプリントのスピードが

ハードルのタイムに繋がってきます。

 

順調にタイムを伸ばすことができていた時は

100mが11秒2から10秒6に上がっていく過程で

ハードルの歩数をうまく減らすことが

できていたように感じます。

 

10秒6のスピードを使って

前半13歩でバックストレートを走れれば

49秒台も見えてくると思っていましたが、

後半に繋がるような走りは

できませんでした。

13歩で無理に行くと力感が上がり

後半走る力がなくなってしまうパターンが

ほとんどでした。

13歩で走る技量が足りなかったということでしょう。

 

 

49秒台まで残りあと0.5秒

あと少しのようで

まだまだ遠いところにあったんだなと感じます。

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