僕は身長173cmです。
スポーツ選手の中では決して
大きい方ではありません。
足の長さも個人差はありますが
身長に応じて変わっていきます。
背が高ければ足も長くなります。
足が長い選手はそれだけ
一歩で進む距離も大きく取れます。
しかし、足が長くても
効率よく使えていなければただの重りに
なってしまいますし、
足が短くても効率よく動かせば
足が長い選手よりも
ストライドを伸ばすことができます。
僕が思う
「足が長い状態」
というのは
簡単に言うと
へそから足が伸びているような感覚で足を動かすこと
です。
この動画のように
ボックスに足を乗せてから
登る動きがわかりやすいんですが、
ただ膝を上げるだけだと
面の動きだけになり、
腰が落ちた状態になってしまいます。
①スイング足の足首を軸足の膝の横を通す
②上げ切る前に脇腹を締める
③膝下は脱力(トーアップしない)
④スイング足の膝が頂点になるまで軸足の膝は伸ばし切らない
このような意識を持って
足を上げると
高いところに登っているにもかかわらず
重心が後ろになることはなく、
腰が高い位置を保つことができます。
この動きの連続が
速い選手に共通している
「立体的な動き」
に繋がってきます。
この動きは場所を選ばず
どこでも簡単にできますが、
動き自体は意外と簡単ではなく、
奥が深いです。
生まれ持った
足の長さは変えることができませんが、
動かし方ひとつで
走りの中の足の長さは変えることができます。