質問ありがとうございました。
400mハードルにおいては、
逆足を使えることが
ひとつの武器になるのは間違いありません。
風や雨など
コンディションに合わせた
レース展開のバリエーションが増えますし、
1台目から10台目まで
同じ歩数でずっとこなせればいいですが、
スピードが落ちてきたときに
逆足が使えないと
歩数が2歩多くなり
単純にスピードが落ちてしまいます。
僕自身も逆足はとても苦労しました。
技術的に上がってきたところで、
逆足の踏み切り時に肉離れを
してしまい、その恐怖心から
踏み切ることができなくなってしまいました。
完全に克服できたわけではありませんでしたが、
少しだけ改善が見られた中で、
意識していたことを話します。
「逆足は利き足のコピー」
ということをよく言われると思うんですが、
これはなかなかイメージがし辛い気がします。
110mハードルから移行した僕にとっては、
逆足のハードリングが全くイメージできませんでした。
利き足のイメージをしても
映像で見ても
なかなかしっくりこなかったため、
逆足のハードリング
として1から作っていくイメージで
技術を高めていきました。
「障害物を越える際の減速を減らす」
というのが一番の目標なので、
あまり形にはこだわらずに
その目標に少しでも近付けるような
アプローチ方法を考えてみてください。