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54.いつもと違った環境下での対応力

 

緊急事態宣言が解除の方向に向かい、

競技場など

いつも行っている場所で練習が

再開できそうですね。

では、限られた環境下の今は

どこまでのクオリティで

トレーニングできているでしょうか。

 

2011 インカレ前のアプローチ練習

 

僕が通っていた大学は

300m×6レーンのトラックしか

ありませんでした。

 

1レーンなんて走れたもんではありません。

 

レースは400mトラックで行うため、

タータン舗装とはいえ

違った環境で練習することを

強いられており、

この環境でどこまで質を

高められるかを考えてトレーニングを

行っていました。

 

 

この動画では、アプローチ練習を

していますが、

300mトラックでのハードルの設置場所とは

全く別の場所に置いています。

 

インカレで発表されている

レーンをイメージし

ハードルを置いています。

 

カーブの傾斜もきつく

どうしてもスピードが落ちてしまうため

ハードル間をすこし狭くすること

などもしていました。

 

普段の練習から

考えて行うことができていると、

今回のようなイレギュラーなことが出てきた時も

対応することができます。

 

さらに、

試合会場のウォーミングアップ場は

もちろん同じ環境ではありません。

 

補助競技場がないところもあります。

土のトラックしかないところもあります。

タータン舗装が直線しかない

ところもあります。

 

そういう中でも精神面を崩さず

自分の体のコンディションを

いつもの状態に保てるように

ならなければ上にはいけません。

 

この機会に、

環境が変わっても対応できるような力を付ける。

 

こんな練習だと思って

工夫してトレーニングしてみてください。

 

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