以前のブログでも、
大事なことを理解して自分の動きを見なければ、
意味がない
という話をしたと思いますが、
これについてもう少し深く解説をしていきます。
まず、2つの動画を見てください。
これは選手に対して
正しい動き
よくない動き
を見せているものです。
あえてよくないものを見せて、違いを解説しているのですが、
どちらが正しい動きとして見せているものが分かるでしょうか?
足を長く中心から使えているのは、
1つ目の動画です。
2つ目はかかとの通る位置を低くして走っています。
よくない動きを見せられるようになるためには、
1.正しい動きが頭で理解できていること
2.正しい動きがどのような意識、動かし方でやれば体現できるか理解すること
3.実際にその動きが体現できること
この3つのステップが必要です。
正しい動きが理解できていなければ、
自分で動きを良くない方向に崩すことも
できません。
シーズンを戦う上でこれはとても重要です。
心技体のバランスが崩れると、
動きが自然に崩れてくる場合があります。
正しい動きが理解できていないと、
これが修正できないまま、
ずるずると進んでいってしまいます。
理解できていれば、
このズレを最小限に抑えることができ、
浮き沈みのないシーズンを送ることができます。
日々の練習で動画を撮って見ても、
自分でエラーを探し、改善することができます。
僕自身も動けるうちは
正しい見本
よくない動きを見せられるように。
分かりやすい指導ができるように。
体を最低限維持したいなと
考えています。