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17.正しい腕の振り方

 

皆さんも一度は

腕を大きく振るように

というアドバイスを受けたことがあるかと思います。

 

間違ってはいないんですが、

抽象的すぎるので、

これをもう少し深く掘り下げて考えていきたいと思います。

腕を振る意味としては、

①足の動きを補助するため

②走っている時に足が体から遠くなり

不安定になるため、

それに対してバランスを取るもの

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であると言えます。

足は動かせば前に進みますが、腕だけ動かしても前には進んでくれません。

腕の動きはあくまでも補助的なものです。

 

では、具体的にどういう腕振りが良いかと言うと、

ひじを体側から遠ざける

動きが効果的です。

 

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ひじの動きは、膝と繋がっているため、

膝を使って前に進むための力を作る動作の

補助的な役割を持ちます。

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手先で腕を振ると、一見大きく振れているように見えても、

実際はひじが動いてないことが多いです。

 

 

4レーンです

10秒87の動画ですが、

ひじが前に出ていないため、

ためが作れていません。

5レーンです

10秒75(決勝で10秒64)

のレースでは、

肘が体側より前に出ています。

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肘と膝(骨盤の動き)は連動しているので、

良い方向に作用するように、

腕振りと足の動き両面で意識していく必要があります。

 

大きい走りを獲得するためには

腕は大きく振るのではなく、

 

ひじを前後に動かし

体から遠ざける

 

イメージを持つことが大切です。

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