昨日の指導で、これについて話していたため、
この記事で詳しく解説していこうと思います。
速く走るコツとして
地面から反発をもらう
というものがあると思いますが、
それとは少し違ったニュアンスになるかと思います。
接地は真下に!
と言われたことがある人が結構いるかなと思いますが、
間違った捉え方をすると、
地面からの力を得られず、
前に進むための力が集まらなくなります。
わかりやすく、
歩行中で考えていきたいと思います。
歩く時、足はどこに着いていますか?
体の真下ですか?
おそらく、体の少し前ではないかと思います。
前に進むときは、体の前に足を着き、
ブレーキをかけて力を溜める必要があります。
ブレーキとは、減速する動作ではなく、
あくまでも、前に進む力を溜めるための動作です。
この動作がないまま、股関節を伸展させても、
なにも力が溜まっていないため、前に進まず、
上に浮いてしまいます。
この動作を獲得するには、
スキップが効果的です。
真下に着くと、腰が高くなり、
水平移動するような動きになります。
前に着くことにより、軸足に力が溜まり、
それを膝を使ってコントロールすることによって、
前への推進力に変わっていきます。
足は前に着いて、力を溜めてください。