競技スポーツでは、
心技体のバランスが整うと
結果が出る
なんでいうことがよく言われますよね。
僕も現役時代これを意識して
競技に取り組んでいました。
ひとつずつ解説していきます。
「心」
メンタル面ともよく言われるものです。
競技に対する考え方
決めたことを継続するという意思
一つのことに集中できる力
周りの批判的な声を気にせずやり通す意思
大事な試合で自分の力を出せる強い気持ち
これがないと、
いくら身体を鍛えても
技術があっても
大事な試合で結果を出すことはできません。
元々の性格もあるので、
大人になってから鍛えることはなかなか難しいものです。
結果を出している人に話を聞く
などして、
結果を出している人は
どういうメンタリティでトレーニングしているのか、
試合に臨んでいるのか
自分との違いを感じてみてください。
強い人はオーラがある
と思いますが、これは体型や技術もそうですが、
競技に対する考え方が
結果が出る方向に向いているからだと思っています。
結果が出る人は、
トレーニングや、
レース前の雰囲気で分かります。
「技」
走る競技において
へその下を速く移動させる技術のこと
身体を鍛えても動かし方が分かっていなければ
使い切ることができません。
しかし、この部分関しては、
「心」と「体」が身についてくると
自然と付いてくるものでもありますが
今の時代よくあるのが、
ここの技術の部分に特化して
トレーニングをしてしまう選手が
多いということです。
僕のブログの記事を含め、
インターネット上に
速く走るための、多くの情報が出ています。
「速く走るコツ」
と検索すれば、簡単にたくさんの情報を受け取れる
全て正しいと思いますが、
これらは大体が、
「きれいな技術トレーニング」
です。
きれいなトレーニングとは、
体に負荷のかからない
きつくない
トレーニングのことです。
速い選手の
技術だけに注目していませんか?
速い選手の体型はどうなっていますか?
体脂肪率二桁の選手はほとんどいないはずです。
インターネット上の見えるところでは、
速い選手がどれだけ負荷のかかるトレーニングをしているか
あまり紹介されていないように感じます。
きれいなトレーニングだけやっていても、
速くはなりません。
知識はあっても
トレーニングしていない僕が今、
みなさんより速く走れないのは、
体ができていないからです。
「体」
結果、ここがかなり重要になってきます。
体を作ることにより、やれることも多くなり、
トレーニングの幅もさらに広がります。
では、技術はどうでもいいのかというと
そうではありません。
例えば、
100m走のトレーニングを同じ回数やったとします。
正しい動かし方、技術が備わっている人と、
力任せに走っている人
では、どちらが効果が高いでしょうか?
正しく走っている人のほうが
省エネで走れるので、
力任せに走っている人より多く走れるかもしれません。
また、出力を効果的に出せるため、
1回で走った時の体への負荷が大きくかかり、
出し切る
ことができますよね。
これにより、同じメニューをやっても、
トレーニングの効果に差が付いてきます。
ということで、
自分でもなにを話しているか分からなくなるくらい、
心、技術、体力、
どれも関係し合い、
影響し合っています。
今の自分はどの部分が弱いのか
そもそも三角形が小さいのか
分析することにより、
やるべきこと、優先事項が見えてきます。