今回はかなりコアな内容になりますが、
よかったら見てください。
立ち五段跳びは、跳躍の人がやるトレーニングというイメージがあると思いますが、
短距離が速くなるために重要な要素がたくさん詰まっています。
僕自身もこのトレーニングの必要性を感じ、
週二回、
必ず立ち五段跳びをメニューに取り入れていました。
大学に入学した頃はアップシューズで
14mに届くか届かないかでしたが、
10秒6で走っていた頃は15m60まで記録が伸びました。
記録が全てではないですが、
記録を伸ばすために必要な要素が
走りの中での動きにも大きく影響してきます。
1.2.3.4.着地
どの区間においても要素が異なり、
やらなければならない動きが変わってきます。
これは100m走に置き換えても同じことが言えます。
1歩目
スタートの姿勢と同じです。
へその下の位置をどれだけ前に崩せるかが距離を伸ばすポイントですが、
崩しすぎると支えきれなくなったり、
次に繋がらなくなります。
次の踏み出しに向けて力が入るポジションをキープすることが大事です。
2歩目
まだ自分の速度が遅いので、接地は長くて大丈夫です。
重たいものを押すとき、最初は接地長いですよね。
スピードがついてきたら、短くなってくるはずです。
3.4歩目
ここから徐々に身体を起こしながら、
接地を短くしていきます。
100m走における中間走と同じです。
膝でリードし軸足に力を入れながら、腰高の位置を作ります。
着地
ある程度身体を起こして、
へその下の位置を最大限遠くに移動させます。
瞬発系のトレーニングなのですが、
動きを細かく見ていくと
100mの区間ごとの動きに
かなり近いものがあります。
1歩1歩の意味を考えて理解し、
記録を伸ばしていけば
かなり有効なトレーニングになるのではないかと思います。