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⑩正しいハードルのまたぎ方

「ハードルをまたぐ」動きは、

陸上部に所属していれば、

みんなやったことがある動きですよね。

 

なぜハードル選手以外もこれをやるのか

・走りの中での動的柔軟性を確保するため

・正しい重心移動の感覚を養うため

ではないかと思います。

 

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走りの中での動的柔軟性を確保するため

のトレーニングであれば、形はそこまで関係ないですが、

せっかくやるのであれば、

ハードルを使って、正しい重心移動の感覚を掴んでください。

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ハードルをまたぐ際は

かかとを地面に付けて行うことが大事です。

理由は2つあります。

 

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1.基本的に走りの中では、

つま先立ちで動かし続ける動きはありません。

へその下が前に移動することによって、結果的にかかとが上がった状態で走ることになるだけです。

2.ゆっくりな動きの中でかかとを上げてしまうと、上体が不安定になり、

正しく動かすことが難しい状況を作ってしまう

この辺りが挙げられます。

 

前の記事でも話した通り、

走りにおける力点は膝です。

膝が頂点に来たときに、かかとが自然に上がってくるのが理想です。

この動きが作れると、後ろから見たときに

上がっている方のお尻の位置が高くなります。

 

これが、

中心から足を動かしている状態=腰が高い状態です。

 

腰が高い状態をかかとを上げて作るのではなく、

膝の動きで作ることにより、

その後の重心移動もスムーズになります。

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