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⑦ハードルを低く跳ぶのはやめましょう

この記事では、自分の現役時代の専門種目である

ハードルの越え方について解説していきます。

 

結論から言うと、

ハードルは低く跳んではいけません。

言い方が極端な気もするので、違う言い方をすると

ハードルは低く跳ぶ意識を持ってはいけません。

 

なぜ低く跳んではいけないかというと、

正しい動きの邪魔をしてしまう

からです。

 

正しい動きができた上で、

最終的に低くする動きが出てくる分には問題ないですが、

最初から低く跳ぼうとすると

ただただ邪魔になってしまうだけです。

 

ではここから、

ハードルを効率よく越える

正しい動き

というものを解説していきます。

 

高いハードル低いハードルそれぞれ技術の違いは多少ありますが、

ほとんど同じなので、

一緒に画像をあげていきます。

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ハードルを越える際の動きは

踏み切り時の姿勢

で、全て決まってしまいます。

まずは踏み切り足を身体の少し前に着き、

上に跳ぶためのブレーキをかけます。

そこから、肩甲骨と膝を使って

踏み切り切る動作を作り

地面からの力を効率よく最大限もらいます。

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なぜこの動作が重要かというと、

踏み切り足=抜き足

であるからです。

 

踏み切りが甘くなると、

縦抜きになってへその下の位置が後ろになることにより、

リード足がついた時に膝が曲がる現象が起きます。

これは抜き足が身体の前に戻ってきていないため、

へその下の位置が

前に進むためのいい位置に置けていないことが原因です。

踏み切りが弱いと、その後なにをしても修正することはできません。

 

この踏み切りが作れないまま、

低く跳ぶために上半身をかぶせたりするとどうなるでしょうか?

お辞儀のような姿勢でハードルを越えることになり、

へその下の位置は後ろのままです。

 

これがいわゆる、

腰が落ちている

状態です。

踏み切り切れると、

ランニング動作に繋がる位置に

抜き足が戻ってきます。

まずはこの

踏み切り切る姿勢

を作ることが

ハードルを効率よく越すための

最重要課題であると言えます。

 

踏み切り切るには、

まずは高く跳ぶことです。

低く跳ぶ意識は、

踏み切り切る

ために

捨てましょう。

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