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220.親になって分かったこと

昨年子どもが産まれ、父親となりました。

家事育児にも参加できていませんし

私の至らなさで家族にもたくさん迷惑をかけていますが

そんな中でも親になったことで感じたこと

この1年間で考え方が変わった部分が多くありました。

 

自分が子どもだった頃から今に至るまで

育ててくれた両親にはとても感謝しています。

 

楽しい思い出もたくさんありますし

中学から始めた陸上も

良い時も悪い時も最後まで応援し続けてくれました。

 

しかし

金銭面で行きたかった関東の大学に行けなかったり

(今は全く後悔していません)

大学卒業後は奨学金をかなりの額返済しました。

「みんな希望する大学に行けていいな」

「周りは働いたお金を自由に使えて羨ましいな」

「何で俺だけマイナスからのスタートなんだ」

と20代の頃は考えていたこともありました。

 

ですが

親になって子どもになにをしてあげられるか

考えるようになってから

20代の頃に考えていたことは

間違っていました。

 

例外はありますが、親の働き方、私の働き方は

時間とお金がトレードオフの関係にあります。

親もたくさん働ける時間を作り

金銭面に余裕を持たせる選択肢もあったはずです。

 

 

僕が立派な人間という訳ではないんですが…

自分で生きていく能力を身につけるために

小さい頃からたくさんの時間をかけて関わってくれたこと

愛情を持って関わってくれたこと

それが今の人生の充実度に繋がっている。

 

運動能力を高めるためにたくさんの時間とお金を使って

人より足が速いという能力を手に入れたことにより

自分の居場所ができ

生きていく上での土台、自信がついた。

 

 

自分の子どもに幸せな人生を送ってもらうために

時間とお金をどう配分するか

考えて初めて

自分の親がしてくれたことに

気付くことができました。

 

子どもがおじいちゃんになってからたくさんのお金を残しても意味がありません。

 

今しかできない関わり方

今しか過ごせない時間

子どもの頃に身につけておいた方が良い能力

 

どんなところに時間とお金を使うか

父親初心者なりに考えて

行動することを楽しめたらなあと。

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