現在私は
足が速くなりたい選手に向けて
速くなる方法を教える
という仕事をしています。
指導させていただいた対価として
お金をいただいている立場
ボランティアではありません。
やりがいを得るために
この仕事をやっているわけではありませんし
ここで話をするのは
場違いなのかもしれませんが
指導者人生を過ごしている中で
感じていること、思っていることを書く場所でもありますので
私自身の仕事における「やりがい」について
書いてみたいと思います。
①選手が結果を出した時
天野コーチのおかげで
・目標の試合で結果が出せた
・自己ベストが更新できた
こういった報告がいただけたとき
関わらせてもらってよかったなあと
感じる瞬間です。
②自分が考えたアプローチが「はまった」とき
個人レッスン、スクールでは
一人ひとりや少人数に合ったメニューを提供するため
あらかじめ選手の走りを見て、伸ばしたい点や
改善したい点を洗い出し
より良くするためにこんなアプローチでいこう!
といった形でメニューを決めていきます。
最初の動きと最後の動きが大きく変わった時は
自分の用意してきたアプローチがはまった!
時間をかけて考えてきてよかった。
と思える瞬間です。
③競技に対する関わり方に成長を感じたとき
このブログでも、私が競技を続けて経験してきたことや
目標を達成するための理想の考え方
みたいなものを書いてきましたが
選手に対しても直接そういった内容を話し続けてきました。
その後も関わりが続いていく中で
「レースの結果で一喜一憂しなくなった」
「目的を持って取り組めるようになった」
「意味を理解しようとする姿勢がついた」
「質問内容の質が上がってきた」
など、変化を感じることが多くあります。
速く走ることができれば
生きていけると本気で思っていましたが
速く走るという技術自体は
一生使えるものではないことを
身をもって経験しました。
競技生活を通して、足が速くなることにプラスして
競技者、人間としての成長が感じられたとき
これが
一番嬉しいかもしれません。
そんなやりがいを感じられる機会や頻度が
日々増えており
とても感謝しています。
今日も役に立てるように
その先の、
二の次三の次の
自分自身をやりがいも
大きくなっていければ、と。