僕は約1年前から
速く走るためには
このようにしたらいい!
という記事を
このブログで書いてきました。
以前の記事でも書きましたが、
僕の考え方のベースは
今まで現役選手として
指導者として
試行錯誤してきた過程=経験
が元になっています。
小さい頃から特別足が速いわけではなく、
学校の代表にすらなれなかったところから
全国大会の決勝を走ることができるようになるまでに、
どんなアプローチで競技生活を送っていたか
トレーニングをしていたか
みなさんに伝えることができます。
もちろんたまたまできてしまっていることも
多くあると思います。
これは「センスがある」と言われる人のことです。
効率よく走るためにはこのような動かし方が良い!
というものを
考えずに体現できている
選手は、
僕のような元々速くなかった選手よりも
成果を出すスピードが早かったりします。
いい時はそのまま突き進めばいいんですが、
成績が出なくなった時
走れなくなった時に
「なぜ速くなったのか」
がよくわかっていないと
元に戻す作業が
非常に難しくなります。
元々才能がなくても
「よくなる過程でどういうことをしたか」
自分の中で理解しておけば
少し道がそれてしまっても
自分自身で整えることができるようになります。
良くなるときは何も考えずに進んでしまいがちですが、
自分自身で整える能力を身につけるために
何をしてきたか
どういう意識で取り組んできたか
残しておくと、記録の波が少ない選手になります。
「自分の良い時に戻せる」
「再現性が高い」
これが才能のない選手の
最大の強みのような気がします。
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