久しぶりにハードルのポイントについて
書いていこうと思います。
ハードルと走りの動きは
「中心から動かす」
という点において
基本的には同じであると考えています。
スイング足は膝から
そこから軸足に力が入り
地面から力をもらうことができます。
この動画では、低い高さで5歩ハードルの見本を
見せていますが、
リード足は振り出していません。
ハードルはリード足を振り出す方が
かっこよく見えて正しく動かせているように見えます。
ですが、
「リード足は振り出すもの」
と考えてしまうと、膝下に力が入り
正しい重心の移動を阻害してしまうことがあります。
膝よりも先につま先が出てしまいます。
障害物を越える際も
まずは膝からリード足を出す
これが大切です。
これを飛ばしてしまっている選手が非常に多いです。
トップ選手のほとんどが
この膝リードの動きをしています。
見てみてください。
速い選手の共通点を見つけることは
とても大事です。
ハードルは走りの延長です。
膝下を振り出す意味は
足がハードルに引っかからないようにするため
ただそれだけです。