速く走るためにはまず、
「力を加えるポイントを膝にする」ことが大事だと考えます。
画像別に解説していきます。
1.1枚目の画像(1レーン 11秒12)
意識して力を入れるポイントが「軸足」になってしまうとこのような走りになります。
軸足で力を加える
↓
膝が上がらずタメが作れない
↓
足が早く地面に着かないように、骨盤のひねり動作によってカバーしようとする
こうなってしまうと、空中分解してしまい、足が流れ、身体も無駄に反ってしまいます。
片足立ちになるので、唯一地面に着いている軸足に力を入れてしまいがちですが、
全力疾走中に軸足を力点にするのは間違いです。
2.2枚目の画像(4レーン 10秒75)
同じところを切り取ったものですが、
力を入れるポイントを膝に変えると、このような動きになります。
膝に力を加える
↓
軸足が勝手に力が入り支持される(ここ重要です)
↓
地面からの力が正しい位置でもらうことができる
先ほどの写真より、腰が高いように感じませんか?
つま先立ちにならなくても、膝を使って正しく支持できれば、
その後の動きにも連動性が生まれます。
【理論が実感できる動き・トレーニング】
今立って、斜め上方向に膝蹴りをしてみて下さい。
軸足に力を入れなくても、勝手に力が入りませんか?
これが正しい力の加え方です!