試合再開が近付いて来ました。
トレーニングのメニューも徐々に
高いスピードのものに
移行してきているのでは
ないでしょうか?
僕が現役の時に意識していた
ことをお話しします。
スピードレベルが高いメニューを行う際は
「力感」
を意識していました。
力感とは
自分の頑張り度、努力度のことです。
短距離走
例えば100mにおける努力度は
どのあたりか適切なんでしょうか?
50%だと
単純な踏む力が弱くなってしまいます。
流しをしているような感覚に近いですね。
力感100%で走れば力みに繋がり
動きがバラバラになったり
筋肉の収縮がうまくいかなくなります。
100%の力を出し切れば速く走れる!
というわけではないのが
短距離走の一番難しいところです。
僕は足を速く回すことを苦手としていたので
力感を上げると一気に走れなくなっていたため
95%くらいの力で走った方が
効率よく速く走れる!
という感覚に気付くのが
割と早かったわけですが、
周りの選手を見ると
そこに気付くまでかなりの時間を使っていたり
気付けずに引退していまう
選手も多くいるような印象です。
以前の記事でも話しましたが、
人間はレースになると
緊張状態になったり
競技場の雰囲気により
力感が自然と上がります。
トレーニング中は
それを見越して
少し力感を落として行うことが
重要になります。
練習で100%の力を使って走り、
タイムが出たとしても
それは試合での結果にはつながりません。
自分にとって
試合で力を発揮するための
トレーニング中の力感は何%なのか
考えてみてください。
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