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78.トレーニング時のベストな力感

 

試合再開が近付いて来ました。

トレーニングのメニューも徐々に

高いスピードのものに

移行してきているのでは

ないでしょうか?

 

 

僕が現役の時に意識していた

ことをお話しします。

 

スピードレベルが高いメニューを行う際は

「力感」

を意識していました。

 

力感とは

自分の頑張り度、努力度のことです。

 

短距離走

例えば100mにおける努力度は

どのあたりか適切なんでしょうか?

50%だと

単純な踏む力が弱くなってしまいます。

 

流しをしているような感覚に近いですね。

 

力感100%で走れば力みに繋がり

動きがバラバラになったり

筋肉の収縮がうまくいかなくなります。

 

100%の力を出し切れば速く走れる!

というわけではないのが

短距離走の一番難しいところです。

 

僕は足を速く回すことを苦手としていたので

力感を上げると一気に走れなくなっていたため

 

95%くらいの力で走った方が

効率よく速く走れる!

という感覚に気付くのが

割と早かったわけですが、

 

周りの選手を見ると

そこに気付くまでかなりの時間を使っていたり

気付けずに引退していまう

選手も多くいるような印象です。

 

2011 スタート練習 3レーン (当時10秒85)

 

以前の記事でも話しましたが、

人間はレースになると

緊張状態になったり

競技場の雰囲気により

力感が自然と上がります。

 

トレーニング中は

それを見越して

少し力感を落として行うことが

重要になります。

 

練習で100%の力を使って走り、

タイムが出たとしても

それは試合での結果にはつながりません。

 

自分にとって

試合で力を発揮するための

トレーニング中の力感は何%なのか

考えてみてください。

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