74.レース前のベストな精神状態

来月から徐々に

競技会が再開されそう

ということで、

今回は、レース前にどのような精神状態で

いるのが理想なのか

書いてみたいと思います。

2006 東海高校新人 レース前

この写真は

僕が高校時代唯一地区優勝した

1年生の新人戦

決勝前の写真です。

このレースでは

15秒59の自己ベストを

15秒07まで大幅に更新し

優勝することができました。

僕の中の数少ない成功体験の中の

ひとつです。

成功を収めたレースの前の精神状態として

共通点を探すと

「ニュートラルな状態」

であることが挙げられます。

具体的にこのことについて掘り下げていきます。

ニュートラルな状態というのは

・何も考えていない

・無の状態であること

ということです。

あまり良くない時は

・レース展開をこうしようと考えている

・スタートの反応をイメージをしている

・応援してくれる仲間を探す

・集中しようとする

このような形で

「何かしようとしてしまっている」

ことがほとんどでした。

この写真の表情を見ると

誘導される列の1番後ろを歩き

特に何も考えずに

電光掲示板を見ているように

感じます。

何かしようとしている時は

ほとんどの場合が

準備不足から来る

不安な状態であるということです。

ニュートラルな状態に

自分で作ることは

できません。

無意識な状態を作ろうと

その時点で意識をしていまっているからです。

ニュートラルな状態を作るには

前段階の計画的な準備が必要

ということに落ち着くというわけです。

Yuta Amano

Aichi.japan(29) 足が速くなりたい方、相談に乗ります。 依頼はinstagramで! 元陸上選手 大学陸上部コーチ 400mH:50秒57 100m:10秒64 日本インカレ5位 全日中、インターハイ、日本選手権出場 園児から社会人まで指導経験あり

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