今回からは、
陸上選手が結果を出すために必要な
心技体の中の
「体」
について
話していきます。
「体」とは何か先に話しておくと、
体力のことです。
よく、体力をつける
とか言いますよね。
そもそも体力ってなんなんでしょうか?
体力にもいろんな要素があります。
①大きいエネルギーを発揮するための筋肉量
②大きいエネルギーを発揮するための収縮スピードの速さ
③エネルギーを長い時間持続させる持久力
などです。
上記に上げたものが関係しあって
体力面が向上していくので、
ただ筋トレすればいい
わけではないですし、
ただ速く動かすトレーニングをすればいい
わけではないわけですし、
ただ長い時間走ればいい
というわけでもないということです。
最初の段階はバランスよく鍛えていくのが
ポイントです。
自分は100m専門だから
長い距離を走る必要はない
自分は400m専門だから
筋肉量はそこまで必要ない
という考えはとても危険です。
何故かというと、
この体力面の総合的な安定感こそが
その上に乗っかる技術面を支えていくからです。
ここがぐらぐらで不安定だと、
技術の習得も
思うようにいかなくなっていきます。
無駄だと思うことも、
意外とその後の技術を習得する段階で
影響を及ぼします。
体力面の各要素については、
次回以降で解説していきます。