59.心技体 「心」について ②

前回の投稿の続きです。

アスリートに必要な「心」の強さについて

掘り下げて解説していきます。

②大事な場面で力を発揮するメンタル面の強さ

これもとても大事な要素といえるでしょう。

練習ではうまく走れるが、

本番では力が発揮できない

なんていう経験が誰しもあると思います。

僕自身も経験をしたことがありました。

この原因はもちろん

体が準備できていない

ということが要因としてあげられますが、

体が準備できていても

メンタル面の崩れから

動きが変わってしまう

ということも大いにありえます。

何故こうなってしまうのでしょうか?

一番の原因は

普段以上の力を発揮しようとしてしまうことです。

陸上競技特に短距離の場合は

力感=スピードではありません。

力感が100%=力んでいる状態で、

筋収縮が効率よく働かなくなります。

普段以上の力を出す意識を持ってしまうことで

力感が上がり

動きが良くない方向に変わってしまうという

ことです。

この問題を解決するには

力感=スピードではないことを

理解した上で、

普段通りやる

これだけです。

会場の雰囲気、周りの応援など

練習と試合は環境が異なり

力感が勝手に大きくなる要因が

沢山あります。

普段通りのことを行い、

試合会場の雰囲気

周りの環境を使って

スピードが出る力感に勝手にさせる

これができると

メンタル面も安定してきます。

平常心でいようとすることが

もうすでに自分のメンタル面に

介入してしまっています。

メンタル面を強くするのではなく、

コントロールできるように

ならなければなりません。

試合でも

いつも通りやりましょう。

Yuta Amano

Aichi.japan(29) 足が速くなりたい方、相談に乗ります。 依頼はinstagramで! 元陸上選手 大学陸上部コーチ 400mH:50秒57 100m:10秒64 日本インカレ5位 全日中、インターハイ、日本選手権出場 園児から社会人まで指導経験あり

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