私は2016年に現役を引退しました。
アマチュアもいいとこなので
「引退」という言葉を使うのも
違和感があるのですが
2016年5月の試合で一区切りをつけました。
現在指導者として陸上競技に関わっているわけですが
トレーニングの目的の説明をする場面で
実際に動きながら伝える多くあります。
理想の動き、伝えたい動きを
言葉だけでなく動いて説明することで
「分かりやすい」と話してくれる選手も多くいます。
伝わりやすい、自分でも伝えやすい
このスタイルを続けていく中での
悩みや葛藤も。
年を重ねていく中で動けなくなる。
動きを見せることに頼ってしまうと
いつか指導のクオリティー自体が
下がってしまうのではないか?
動かなくてもうまく伝えられるような
スキルを身につける方向に
努力した方が良いのではないか?
など
言葉で伝える努力も大切ですが、、
動きを見せるだけでなく
「横で一緒に走る」
ことで伝えられることがあると考えています。
①指導している選手の横で走りながら声をかける
②選手と同じピッチで走りリズムを作ってあげる
③少し速いピッチで走りリズムアップを促す
④少し大きめのストライドで走り大きい走りをイメージさせる
⑤全く違うタイプの走りをして、実際のレースで惑わされないための練習をする
一緒に走るということができなければ
この5つを与えることはできません。
歳を重ねても
一緒に走りながら指導ができる
歳を重ねても
精度の高い見本が見せられる
これを目指して
トレーニングも継続的に行います!
今年も選手登録をしました。
マスターズ愛知県選手権3連覇に向けて
試合には
「時間がない中でも健闘したで賞」は
存在しません。
もうすぐ34歳。
動ける指導者、頑張ります。