Categories: 速く走る方法

208.続けることの大切さ

3月から月2-3回程度

関わらせていただいている選手

合宿、単発の練習会等にも

たくさんご参加いただいています。

私の指導を選択していただき、ありがとうございます。

今年は

100m 13秒18→12秒89

200m 27秒63→26秒45

と素晴らしい結果

そこに少しでも関われたことを嬉しく思います。

約8ヶ月間、特にスタートの改善に

一緒に取り組んできました。

上:3月 下:12月

1番初めにスタートを見させてもらったのが上

8ヶ月後が下になります。

1歩目

身体が一直線になっておらず

くの字に曲がってしまっています。

曲がってしまうと地面からもらった力を

うまく活かすことができません。

2歩目以降の走りでは

身体が前に突っ込みすぎていることにより

力が入るポジションに足を置けていなかったため

身体の後ろで足が回っていました。

足が後ろで回ってしまうと

特に身体が起き上がるタイミングで

スピードアップにつなげることができません。

8ヶ月後の走り

1歩目の身体の角度が一直線になり

力が伝わるようになりました。

2歩目以降も

頭だけ前に行くのではなく

股関節主導で重心を効率よく

前に進めることができるように

なりました。

ここまで動きを変えるまでに

スタートの部分だけを練習したわけではありません。

ハードルドリル

対角線の動きを意識してもらうことにより

走りの中の重心移動をスムーズに行う

メディシンボールを使って

股関節から力を発揮するイメージをつける練習

軸を真っ直ぐ保った状態で

低い姿勢を作る

継続して任せていただけたからこそ

「スタートをスムーズにする」

というひとつの目標に対して

たくさんのメニューを使って

アプローチすることができました。

なにより選手自身が

僕も練習したことを持ち帰ってくれて

自主練でその意識を取り入れ反復してくれたことが

この動きの変化に

来年はさらに高い目標を目指し

いろいろな方向からお手伝いしていきます。

1回で終わらずに、続けることが

成果に繋がるんだなと

改めて感じました。

Yuta Amano

Aichi.japan(29) 足が速くなりたい方、相談に乗ります。 依頼はinstagramで! 元陸上選手 大学陸上部コーチ 400mH:50秒57 100m:10秒64 日本インカレ5位 全日中、インターハイ、日本選手権出場 園児から社会人まで指導経験あり

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