199.6年ぶりの試合出場

2016年の木南記念以来

6年ぶりに試合に出場しました。

結果を出すことを目指しているわけではなく

指導者として良い見本が見せられるように

トレーニングを継続する延長で

試合にも出てみようということになりました。

「レースに出る」

という目標ができたことにより

トレーニングも継続することができ

週2-3回、ランメニューやウエイトトレーニングなどを

行ってきました。

結果は

100m 11秒46(-0.8)

200m 23秒58(-0.8)

100mは思ったよりも記録が出ました。

11秒台出れば良いかなあーといった感じでしたが

6年間全力で走っていなかったため

自分の感覚とタイムにズレが出ていたようです。

その他レースに出場したことで

感じたことがいくつかありました。

①準備できていないと悪い緊張が生じる

自己ベストを出した時の精神状態は

「終わったらどんないい事があるんだろうか」

という思考になっていましたが

今回のレースは

3週間前にスパイクを履き始め

決して「万全の準備ができた」とは言い難い状況でした。

今回のように

準備不足だと

結果的に自分より遅かったとしても

周りの選手が速く見えたり

「奥さんにいいところを見せられなかったらどうしよう」

「スタート遅れてしまったらどうしよう」

など、不要なことを考えてしまうことが

多くありました。

やはり当日に何とかできる領域は限られている

準備が全てなんだなあと改めて感じることができました。

②「心技体」のバランスが大事

100mで想像以上のタイムが出たのは

現役時代よりも技術面が格段に向上したことが

影響しています。

・重心を崩す

・足を前方についてブレーキをかける

・肩で踏む

このあたりは現在選手に伝えている大事なポイント

これがレースの中でできるようになっていたため

身体が出来上がっていなくても

ある程度のスピードを獲得することが

できました。

しかし、200mのラスト50mは

全く身体が動かず

理想の動きを体現することはできませんでした。

ただがむしゃらに走るのは速くなりません。

でも技術ばかり追いかけていても速くなりません。

心技体のバランスが高次元で取れることにより

初めて結果が出るんだなと

改めて感じることができました。

関わらせていただいている選手から

お父さんお母さんからも

・とても綺麗に走っていたので目標にしたい

・コーチが優勝したので刺激になった

など

たくさんのメッセージが

応援ありがとうございました。

次はもう少しいい準備をして

出場したいと思っています。

良い見本、悪い見本を高い次元で見せ続けられるように

心技体のバランス

Yuta Amano

Aichi.japan(29) 足が速くなりたい方、相談に乗ります。 依頼はinstagramで! 元陸上選手 大学陸上部コーチ 400mH:50秒57 100m:10秒64 日本インカレ5位 全日中、インターハイ、日本選手権出場 園児から社会人まで指導経験あり

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