191.「どうなってるか」と「どうすれば良いか」

久しぶりの投稿です。

パーソナルで指導させていただいてる

選手の数が

昨年3月では1名でしたが

3月は14名(21回)の予定

僕を選択していただき

本当にありがとうございます。

僕はたくさんの選手の

成長に関わりたいと思っていますが

関わりたいという思いだけでは

指導することができません。

課題を解決し成長させることができた

対価として報酬をいただく

ボランティアでは

維持することができないサービスです。

さて、今回は

パーソナルで指導させていただく中で

「直さないといけない課題は分かっていても

直し方が分からない」

という声を多く聞くので

これについて僕の考えを

書いてみたいと思います。

僕が現役の頃は

携帯のカメラ機能は動画に向いておらず

ビデオカメラを使って撮影し

パソコンに落として大画面で見る

みたいなことをしていましたが

現在はスマホのカメラ機能の能力が向上し

撮ったものをすぐに見られるようになりました。

そんな時代に

「足が上がっていないよ」

「腕が振れていないよ」

「スタートの前傾姿勢ができていないよ」

「ハードル上で腕が暴れているよ」

という

「今どうなっているか」

という

現象だけを伝える役割は

指導する側にほぼ必要ないと思っています。

大学1年生誰が見ても腕が暴れている

見れば分かります。

今はスマホですぐに見られるんです。

僕の目指している指導は

そこから一歩踏み込んで

①起きている現象に対して

②何が原因として考えられるか

②そのどれに当てはまるのか

③改善するためにどのようなアプローチをしたら良いのか

ここまで提案して実施していきます。

①足が上がっていない

②踏む位置が悪いため足が返ってきていない

②動的柔軟性がない

②踏み方が悪いため足が返ってきていない

③踏む位置を修正するための動き作りを提案

③動的柔軟性が向上するようなストレッチを提案

③足首を使わないようにするための動き作りを提案

これは大人数の指導や

限られた時間ではできません。

たくさんの方に

僕の指導を「選択」していただけるように

これからも引き出しの数を

増やす努力を

Yuta Amano

Aichi.japan(29) 足が速くなりたい方、相談に乗ります。 依頼はinstagramで! 元陸上選手 大学陸上部コーチ 400mH:50秒57 100m:10秒64 日本インカレ5位 全日中、インターハイ、日本選手権出場 園児から社会人まで指導経験あり

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