190.陸上競技を通して学んだこと

僕は学生時代

恥ずかしながら

「勉強」というものを

真剣にやったことがありません。

恥ずかしながら、、は嘘言いました。

ですが、陸上競技というスポーツをする中で

速く走るためにはどんな行動を取れば良いのか

どんな考え方で競技生活を送れば良いのか

考える中で

自分が生きる上での価値観や

考え方が形成されてきました。

表向きは

足が速くなることを目指す

わけですが

スポーツにはそれ以外にも

たくさん学んだり、勉強になったり

する場面が多くあるということです。

僕自身が競技を通して学んだことを

2つ紹介します。

1.自分自身と向き合う力

足が速くなるためには

まず

「自分がどうなっているか」

自己分析から始めなければなりません。

9秒台の選手の真似をすることが

近道とは限らないということは

分かっていながらも

そうしてしまう選手はたくさんいます。

今はSNSが普及し

さまざまなトレーニングメニューや考え方が

無料で見ることができるようになりました。

先生の言うことだけが全て

そんな環境も以前は多くありましたが

そんな時代はもう終わりました。

そこで自己分析する力が必要なのです。

今どうなっていて

それをどうすれば

良い方向に向かうか

情報に惑わされずに

「なるべく正しい」方向へ

僕もこれから新しいステージに進みます。

ほとんどの人に反対されますが

人生の目標に対して

周りの環境も含めて自己分析し

これが最善であろう。と行動した結果です。

結果はすぐには出ません。スポーツも同じです。

高校時代の実績から見たら

僕が400mハードルでインカレに入賞できるなんて

思っている人は誰もいませんでした。

ですが僕は自己分析して行動し

それを達成しました。

自己分析することは

情報に惑わされず自分で選択し

行動できる原動力にもなります。

2.どの世界にも「本物」がいること

以前の記事にも書きましたが

上の方に上がると

「これはどうやっても勝てないな」

という本物の選手がいます。

体のセンスも努力できる心も持っている

僕は選手として日本の少し上にいることができたので

その本物に少し触れることができました。

この経験は今でも生きていて

なるべく本物に近付ける

なるべく本物になれそうな

分野を探して生きることは

幸せになる上でとても大切な考え方だと思います。

僕は絵が下手で中学の時美術が5段階中「2」でしたが

そこに身を置いていたらいつまで経っても

上がることはできません。

自己分析する気も起きないでしょう。

選手生活で言えば

110mハードルが好きでしたが

好きよりも活躍できそうな

得意な400mハードルを選ぶことで

本物を見ることができました。

僕はこれから

本物になるため

本物に近づくため

幸せだと思えるようになるため

わくわくする方へ進みます。

同じ思いの方と一緒に

共有できる時間がより多くなるように。

そもそも僕は引退してから

定期的に運動をしているわけではないので、、

運動が好きではありません。

それでも、

いろんなことを学ばせてくれた

陸上競技が大好きです。

僕が学んだことを

陸上競技を通して

必要としてくれる

そんな環境に身を置いて生きる

これが僕の幸せです。

今から指導

幸せだー

Yuta Amano

Aichi.japan(29) 足が速くなりたい方、相談に乗ります。 依頼はinstagramで! 元陸上選手 大学陸上部コーチ 400mH:50秒57 100m:10秒64 日本インカレ5位 全日中、インターハイ、日本選手権出場 園児から社会人まで指導経験あり

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