Categories: 速く走る方法

184.「腰が落ちる」とはなにか

陸上をやっていれば

誰でも1回は

腰が落ちてる!

と注意されたことがあるのではないでしょうか?

これを直すためには

まず

腰が落ちているというのは

どういう状況なのかを

把握する必要があります。

腰が落ちた状態

「腰が落ちている」状態

というのは

へその位置が前に移動していない

状態のことをいいます。

上の動画の動きは

脚だけ、腕だけが先行し

へその下が置き去りになっているので、

腰が落ちているように見えます。

また、

腰が落ちている=腰が低い

と勘違いされやすいですが

これは間違いです。

それを示した動きが

こちらになります。

腰を上げた状態

「腰が低い」を改善するために

腰の位置を高くして走ってみました。

腰の位置は高いですが、

これは速く走れる動きでしょうか?

走るためには

地面から力をもらわなければいけないため、

腰の位置が高い状態で走ることは

力がもらえない位置になってしまいます。

最後に

僕なりの正しい意識で走ってみました。

腕と脚の動きに対して

へその位置が移動しているのが分かるかと思います。

・正しい位置に接地して姿勢を作る(集める)

・集めた力を前方向に移動させる

これができれば、腰が落ちることはなくなります。

「待つ」意識を持つ

Yuta Amano

Aichi.japan(29) 足が速くなりたい方、相談に乗ります。 依頼はinstagramで! 元陸上選手 大学陸上部コーチ 400mH:50秒57 100m:10秒64 日本インカレ5位 全日中、インターハイ、日本選手権出場 園児から社会人まで指導経験あり

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