Categories: 速く走る方法

180「大きく動かす」について

速く走るためには

腕を大きく振る、足を高く上げるなど

大きい動きを求めることが多くあります。

今回はこの大きく動かすについて

考えていきたいと思います。

みなさんがよく行う

このハードルをまたぐ動きを使って

解説していきます。

ひとつは、大きく腕を動かして実施しました。

もうひとつはできるだけコンパクトに腕を動かしました。

どちらが地面に力が入っているでしょうか?

大きく動かした方は

見た目は大きく動いているものの

手と足が遠い位置で動いていて

肩の上下動が使えていません。

また、大きく動かすことによって

不必要なねじれが生まれています。

コンパクトに動かしたハードルまたぎの動きは

肩甲骨や肩を使わないと

バランスがとれない状況になるため

手と足が近くなり地面に加わる力も

多くなっています。

「大きく動かす」

この意識は一概に

良い方向にいくとは限らないのです。

Yuta Amano

Aichi.japan(29) 足が速くなりたい方、相談に乗ります。 依頼はinstagramで! 元陸上選手 大学陸上部コーチ 400mH:50秒57 100m:10秒64 日本インカレ5位 全日中、インターハイ、日本選手権出場 園児から社会人まで指導経験あり

Recent Posts

221.なぜ掛け持ちがダメなのか?

中学2年生のときの話 地区の選…

4週間 ago

220.親になって分かったこと

昨年子どもが産まれ、父親となり…

3か月 ago

219.自分の成し遂げたいことは何か?

2024シーズンが始まりま…

9か月 ago

218.動けるコーチってどうなのか?

私は2016年に現役を引退しま…

10か月 ago

217.2023年ありがとうございました。

あと1日で2023年が終わりま…

12か月 ago

216.なぜハードルのインターバルを縮めて練習するのか

私は中学から陸上を始めて 26…

1年 ago

This website uses cookies.