171.4月に出場するレースの使い方

いつもブログを見てくれている

フォロワーの選手から

4月のポイントを教えてほしい

という要望があったため

僕の考えを書いていきます。

まず

これから書いていく内容は

全員に当てはまるものではありません。

大きく記録を更新する

目標の試合で結果を出す

ためには

「どの試合にピークを持っていくか」

というところが

一番のポイントになってくるからです。

4月の大会で自己ベストを出したい選手

8月、9月にピークを持っていきたいと

考えている選手では

やるべきことが違ってきますよね。

それを踏まえて、見ていただければと思います。

試合に出ると必ず記録を測ってくれますが

この試合で出た

記録

を自分の中で

「どのように処理するか」

が大事になってきます。

僕自身も記録が出る前は

試合で出た結果だけを見て

良い悪いを判断していました。

自己ベストが出た!頑張っている!このまま頑張ろう!

記録が出なかった、、萎える。また次頑張ろう!

こんな感じでした。

こんな処理の仕方ではせっかく練習を頑張っていても

記録が出る出ないは運任せになってしまいます。

が!

出る試合全て

「記録を目指して走る必要はないんじゃないのか?」

という考え方に変わりました。

特に4月はその意識が一番大きくなります。

狙った試合で結果を出すためには

結果以外の部分の評価軸を自分で作ることが大切です。

記録は出なかったが・・・

・スタートの流れはよかった

・力まずに流れ良く走れた

記録が出なかった原因が・・・

・ウォーミングアップの運動量が少なかった

・レース前の過ごし方悪く冷えてしまった

・朝起きて食べたものが重く、レース前に気持ち悪くなってしまった

などたくさん上げることができるんですよ。

記録が出た時も冷静な分析をする。

これをやることで

目標の試合に向けてレース前後の過ごし方など

クオリティーがどんどん高まっていきますよね。

せっかく記録を測ってくれるレースに

出場するわけですから

数字に一喜一憂せず

いろいろな評価軸を持ってみてください。

精神的にも楽に進めることができ、

ケガも減ります。

Yuta Amano

Aichi.japan(29) 足が速くなりたい方、相談に乗ります。 依頼はinstagramで! 元陸上選手 大学陸上部コーチ 400mH:50秒57 100m:10秒64 日本インカレ5位 全日中、インターハイ、日本選手権出場 園児から社会人まで指導経験あり

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